Small Basic 0.9リリース
Microsoftがプログラミング学習用としてリリースしているBASICプログラミング環境「Small Basic」の0.9が6月11日にリリースされた。
Small Basicブログによると、Small Basicコンパイラのパフォーマンス強化や新規ライブラリの追加などが行われているとのこと。ループが多いプログラムで、4倍ものパフォーマンス向上を達成できた例もあるそうだ。
追加されたライブラリでは、MML的記法で音楽を再生できる「PlayMusic」機能が面白そうだ。教育用とはいえ、Flickr連携や作成したプログラムをSilverlightを用いてWebブラウザ上で実行する機能などもあり、ちょっとしたユーティリティなどを作成するのにも便利かもしれない。
オープンソースなデバッガのニューカマー「lldb」、LLVMのサブプロジェクトとして登場
ここ数年注目されているコンパイラ環境「LLVM」が、サブプロジェクトとして「LLDB」なるデバッガを開発するよとアナウンスしている(LLVM Project Blog)。
LLVMは「コンパイラインフラストラクチャ」という形で開発が進められているのだが、このLLDBは現代的な「デバッガインフラストラクチャ」とのことで、モジュラー化構造や再利用しやすいライブラリが特徴らしい。LLDBはLLVMの技術やAPI、パーサー、コードジェネレータ、JITコンパイラなどを利用して構築されているとのこと。
現在は開発中の段階で、Mac OS Xでのコマンドラインでのデバッグのみに対応しているとのことだが、scriptableだったり、マルチスレッド対応など面白い話もある。さらに現状ではGDBよりも高速だそうで、特にC++プログラマにとっては使いやすいものになっているらしい。
コンテンツのロードを高速化するHTML5の「link prefetching」機能
keyboardyによると、HTML5にはlink prefetching機能があり、指定したコンテンツをあらかじめfetchしておく機能があるそうだ。
fetchするコンテンツはLINKタグで指定する。たとえば、次のようなLINK要素をHTML内に記述しておくと、ロード時に「page2.html」がfetchされる。
<link rel="next" href="page2.html">
また、次のように明示的にprefetchを指定することもできる。
<link rel="prefetch" href="/img/img.jpg">
この機能はすでにFirefoxでは実装済みで、OperaやChrome、Safariでもすぐにサポートされるのでは、とのこと。Internet Explorerでは2020年代まで利用できないかも;-) だそうだ。
ちなみにMozillaのlink prefetchingに関するドキュメントによると、HTTPヘッダーでも次のようにしてprefetchするコンテンツを指定できる。
Link: </images/big.jpeg>; rel=prefetch
さらに、METAタグでも指定できる。
<meta http-equiv="Link" content="</images/big.jpeg>; rel=prefetch">
また、 Firefoxの場合、http://で始まるURLのみに対応し、https://はセキュリティ関連の理由のためprefetchされない。また、FTPなどもprefetch対象外。prefetchはブラウザがidle状態で、たとえばコンテンツのローディングやダウンロードが行われている間は行われないそうだ。あとはユーザー設定でFirefoxのprefetchを無効にできるとか、prefetchリクエストは「X-moz: prefetch」ヘッダー付きで送信されるとか色々あるが、その辺は上記のドキュメントを参照。