egwordの新バージョンが出るそうだがアップデート方向がナナメ下な件について。
OS X上で動く数少ないワープロの一つ、egword Universalの新バージョンが出るそうで、有償アップグレードのお知らせが来ていたわけですが。 **こんなにアップグレード所が間違った方向に行ってるのは見たことねぇぜ!**てな感じですよ。
egwordの特徴としては、ぱっと見キレイな文書が作れそう、とか、DTPっぽいことができそう、という点なわけでそこらへんの機能強化については別に文句は言わないんだけど、実際のところ基本機能が弱い現状ではそこにテコ入れして欲しかったわけですよ。
例えば、ライター的な仕事をしているとしょっちゅう使うのが、別に用意していた画像を一気に多数貼り付けて、キャプションを付ける作業。まずは画像を文書に一気にドラッグ&ドロップできるのは良いんだけど、画像を「フロート」的、つまりテキストの挿入や削除操作をしても画像の絶対位置が変化しない形でしかテキストを回り込ませられないので、テキストを入力→画像の再配置を繰り返さないといけない。
あとの不満点も多数。
・画像のトリミングが不可。わざわざ別のソフトでトリミングしてから貼り付けないとダメ。
・意外に使えそうな図形編集機能も、なぜか変な所にバグがあったりして、図形内にテキストを入力すると意図しない結果になったりすることがある
・設定した文書幅を越える幅の表が組めない。例えばテキストを1行20字とかに設定して、表だけ用紙幅をフルに使う、とかできない
・インスペクタは便利だけど、同時に1つしか開けない。テキストのスタイルを変えつつ表のスタイルを変える、といった場合とか頻繁に切り替えが必要
・「同一文章中に様々なページレイアウトの混在を可能にする、セクション機能」があるけど、イマイチ設定方法が不明・・・
・マクロがない!
ということで、ここら辺が改善されればアップグレードしたいんだけどねぇ。結局、微妙な機能のテキストエディタと化していてNeoOfficeと併用になってる。
#なんかすげー言いがかりをつける感じのエントリになってしまった・・・