Google、内部で使用しているデータバッファリング&交換プロトコルをオープンソース化
Googleが、Googleのさまざまなシステムで使用している、データバッファリング&交換プロトコル「 Protocol Buffers 」をオープンソース化した( PC Worldの記事 )。
Googleの内部では、サーバー間で様々なデータが交換されており、さらにそれらのデータはフラットではなく構造化されているそうだ。このようなデータを受け渡すフォーマットとしてXMLがよく使われているが、Googleのデータ共有システムで使用するにはXMLは「コストが高すぎる」ため、Googleは独自のプロトコルを開発したそうだ。
Protocol Buffersを利用することで、さまざまな構造化データをさまざまな言語で容易に扱えるようになり、さらに通信量の削減や通信速度の高速化も期待できる。Googleによると、XMLを利用する場合と比べてデータ量は3?10分の1程度で、さらに速度は20?100倍高速とのことだ。
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