Intel V.S. NVIDIA V.S. AMD三つどもえの戦いに
IntelがNehalem用チップセットの開発差し止めを求め、NVIDIAを提訴したことが話題になっているのだが、このネタを考察した記事が2本、PC Watchに掲載されている。
しかし、 笠原一輝氏の記事 は将来的にGPUがCPUの処理を奪うのでは、そのためにIntelがNVIDIAを攻撃しているのでは、という予測をしているいっぽう、 元麻布氏の記事 は将来的にCPUがGPUの機能を統合するのでは、という視点で今回の事件を考察していて、視点の違いが面白い。といっても、結局劣勢なのはNVIDIAという意見では一致しているのだが。
ただ、どちらの予想も少なくとも数年後の話ではないとは思う。ローエンドではGPU内蔵のCPUというのはメリットがあるが、ハイエンドではやはり外付けGPUが主流のままだろうし、そのために別の製品ラインを作るのも無駄だろう。ということで、結局はIntelは自社のGPU内蔵チップセットを守りたい、という単純な話なのではないでしょうかね。
FreeBSD 6/7のtelnetdに脆弱性
FreeBSD 6および7のtelnetdに、リモートからroot権限でのコード実行が可能となる脆弱性があった模様。対象はFreeBSD 7.0-RELEASEと7.1-RELEASE、7-STABLE、8-CURRENT。 セキュリティアドバイザリ も出ている。
一昨日くらいにちらりと聞いてスルーしていたのだが、この問題を受け、自分も使っている さくらインターネットがレンタルサーバーでのTelnet接続の提供を終了 している。個人的にはSSHを使っていたので問題ないのだが、逆にまだTelnet接続を提供していたことのほうにちょっとびっくりした。
# それよりもPythonのバージョンをせめて2.5に上げてほしいのだが、それは全然関係ない話ということで。