『 Perlの啓蒙と促進を目指す「Japan Perl Association」発足 』とのこと。Slashdot Japanでも、「 なぜ今Perlか – parsley の日記 」で 私はあまりPerlを仕事で使いたいとは思わない。使う必要もあまりない。道具は個人で使う分には、使い手の裁量で選べるが、組織だって使う場合は他の要素が重要視される。
とか、「 techsideでPerlネタが紹介されてた – tarna の日記 」で 省略形が多すぎ。他人のソースが読みにくい。
など、まだまだ「堅い」ものとは見られていない。その点では、企業ベースで盛り立てていくことには意義があるのだろう。
あと、前述のtarna氏の日記では、下記のような「Perlが嫌いな理由」が述べられているけど、3.は Best Practice に基づけば解決、2.も皆がBest Practiceに基づけば解決するので、大きな問題ではない(「皆が」というのは大変ではあるが)。
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プログラムは速度が命。スクリプト言語とか遅すぎる(元ゲームプログラマーなんで)
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省略形が多すぎ。他人のソースが読みにくい。
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省略形が多すぎて、書くときにどう書くか迷う。で、後日、自分で理解苦慮。
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Cが好き(C系の文法に慣れすぎた)
1.と4.についてはしょうがないけど、実用的な観点から言えばだいたいのケースで速度が遅くて問題になる、ということはないような気がする。以前サイズが数十MBにもなるテキストファイルの処理(正規表現マッチやソートなどを行うもの)を実行させたとき、思ったより速くて驚いたことがある。実際にデータ取って比較してみると面白いかも。
と、なんだかんだいってますが自分は Perlに愛想をつかして 「2つ以上のスクリプト言語を習得すべし」(多分弾小飼氏の言葉だったと思う。ソース失念)という教えに基づいてPythonを学んだ結果、現在ではPythonがメインの作業言語となってしまいました(汗)。でもBest Practiceに基づいたPerlは堅い企業ユースでも使い物になると思っている。