記事一覧:2012年09月10日

NICのデバイス名を変更する

 CentOSにおいて、複数のNICを搭載しているマシンでNICに対応しているデバイス名を変更したい場合、次のような手順をとれば良い。

 まず、ネットワークを停止させる。

# service network stop

 次に、NICのモジュールをいったんアンロードする。たとえば「e1000e」モジュールを使っている場合、次のようにする。

# rmmod e1000e

 udevの設定ファイルを編集する。ネットワークデバイスについてのMACアドレスとデバイス名の対応付けは、「/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules」というファイルに記述されている。

 このファイルを適当に編集したら、「/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth?」ファイルの「HWADDR」行を削除する。

 以上で設定完了。この状態で次のようにネットワークを再起動させると、デバイスファイル名とNICの対応が変更されているはず。

# service network start