自作yumリポジトリでrpmパッケージに署名をしているのに「not signed」と表示されてインストールできない場合

 「独自のRPMパッケージやyumリポジトリを作ってみよう」記事のフォローアップです。

 自作yumリポジトリでrpmパッケージを公開した際、yum installコマンドでそのパッケージをインストールしようとした際に「not signed」と表示されてインストールできない場合があります。これはその表示のとおり、パッケージに署名がされていないためです。パッケージへの署名の仕方は先の記事で解説しているのですが、その後記事に従って署名をしたにも関わらず、再度yum installコマンドでインストールにトライしても同様の表示が出てインストールできない場合があります。

 この場合、yum installコマンドを実行したマシン内にパッケージがキャッシュされている可能性があります。「yum cache clean」コマンドでキャッシュをクリアして再度試してみましょう(自分もハマりました)。