記事一覧:2017年02月10日

Fedora 25のhttpd(Apache HTTP Server)でLet's Encryptを使う

 Fedora 25では、httpdをインストールするとデフォルトで自己署名証明書を作成してSSLを有効にする設定になっている模様。そのため、certbotコマンドでLet’s Encryptで証明書を取得しようとすると失敗するようだ。

# dnf install certbot
# certbot --apche
(...ここで設定を入力する)
Failed authorization procedure. test.hylom.net (tls-sni-01): urn:acme:error:connection :: The server could not connect to the client to verify the domain :: Failed to connect to <IPアドレス>:443 for TLS-SNI-01 challenge

 対策としては、まず/etc/httpd/conf.d/ssl.confをssl.conf.orgなどにリネーム後にhttpdを再起動してSSLをいったん無効にした後、certbotコマンドを実行すれば良い。