LinuxとFreeBSDのベンチマーク比較

2010年7月28日 02:10

 やや旧聞となるが、PhoronixがLinuxとFreeBSDのベンチマーク比較を行っている(Debian Linux Benchmarked Against Debian GNU/kFreeBSD & FreeBSD)。比較対象はDebian kFreeBSD 7.3、Debian kFreeBSD 8.0、Debian GNU/Linux(カーネル2.6.32)、FreeBSD 7.3、FreeBSD 8.0。

 「Debian kFreeBSD」はカーネルとしてFreeBSD、ユーザーランドとしてDebianを採用したものだ。Debian GNU/LinuxとDebian kFreeBSDはカーネルだけが異なり、またDebian kFreeBSDとFreeBSDはユーザーランドだけが異なる。これらを比較することで、ユーザーランドもしくはカーネルだけの性能比較が行える(と期待できる)点で興味深いベンチマークである。

 ベンチマーク結果であるが、gzipでの圧縮やGnuPGでの暗号化、MAFFT(分子生物学向けの核酸・アミノ酸アライメント作成ツール)、GraphicsMagickによる画像のリサイズ処理、Himeno BenchmarkについてはDebian kFreeBSDやDebian GNU/Linuxが高パフォーマンス、という結果だった。いっぽう、C-Rayでの3DグラフィックレンダリングについてはFreeBSD 7.3/8.0が高速な傾向が見られている。

 また、Debian GNU/LinuxがFreeBSDやDebian kFreeBSDよりも高速だったのはdCrawによるRAW画像の現像処理、Sudokut(数独演算アプリ)、SQLiteのインサート処理。

 このようにベンチマークごとに結果はばらばらであり、DebianのユーザーランドとFreeBSDのユーザーランドのどちらが高速か、またLinuxカーネルとFreeBSDのカーネルのどちらが高速かは単純には言えないという、なんともモヤモヤとした結論となっている。このベンチマークでは実行マシンとしてThinkPad R52とThinkPad T61を使用しているが、マシンによって結果が違うのも微妙なところだ。

ただし、マルチスレッドによるI/O処理ベンチマークについては、特にランダムWriteについてはLinuxカーネルのほうがパフォーマンスを発揮する傾向があるようだ。

Small Basic 0.9リリース

2010年6月14日 13:20

 Microsoftがプログラミング学習用としてリリースしているBASICプログラミング環境「Small Basic」の0.9が6月11日にリリースされた。

 Small Basicブログによると、Small Basicコンパイラのパフォーマンス強化や新規ライブラリの追加などが行われているとのこと。ループが多いプログラムで、4倍ものパフォーマンス向上を達成できた例もあるそうだ。

 追加されたライブラリでは、MML的記法で音楽を再生できる「PlayMusic」機能が面白そうだ。教育用とはいえ、Flickr連携や作成したプログラムをSilverlightを用いてWebブラウザ上で実行する機能などもあり、ちょっとしたユーティリティなどを作成するのにも便利かもしれない。

来たぜ変態デジカメGXR

2009年11月12日 02:50

 リコーが、「ユニット交換式」なるデジカメを発表しました(デジカメWatchの記事)。最近はパナソニックのDMC-G1/GH1/GF1や、オリンパスのE-P1など、レンズ交換式ながらコンパクトなデジカメが人気なので、その路線に向かおうとしたけど独自性を出そうとしたら斜め上に行っちゃった感がたまらな過ぎる製品ではないでしょうか。

RICOH GXR+カメラユニットGR LENS A12 50mm F2.5 MACRO

RICOH GXR+カメラユニットGR LENS A12 50mm F2.5 MACRO

 コンパクトデジカメの市場は飽和気味でもう需要が一段落しているという状況のなか、買い替え需要を促す目新しい新機能というのもなかなか作り出せないわけで、じゃあ「より上を目指す」初心者〜中級者に向けたモデルを出そう、というのが近年各社がこぞって「コンパクト一眼」をリリースする理由であり、DMC-GF1とかE-P1とかは「カメラに興味のある20代後半〜男性」に見事にヒットしちゃってる感があります。ただ、どこのメーカーも「女性向け!」とか言っている割りには女性が持っているのを見たことがない。自分の友人でカメラ持ってる女性は一眼レフのエントリモデルか、GR/GXなどの「本格コンデジ」を使っている人が多く、逆にGF-1とかE-P1は「デジタルモノに強い男性」が持っている感じ。あとは比較的若い人も一眼レフのエントリ機を使っている気がする。

 実際、一眼レフのエントリ機っていまかなり安く買えて、逆にGF-1とかE-P1のほうが高いんですよね。そしてこの辺の「コンパクト一眼」って、一般人には仕様がいまいち分かりにくい。EVFってなんだよ! フラッシュなくて大丈夫なの? F値ってなに? とか、一般人が店頭でスペック見てよく分からないわけで、(とりあえず外見は)昔からある、アナログな感じで分かりやすそうで値段も安い一眼レフに行っちゃうという構図な気がします。

 で、GXR。変形合体ロボ的なデザインといい、よく分からないユニット交換式といい、まず一般女性をターゲットとしない戦略にほれぼれします。ユニットによって画像処理エンジンまで異なるなんて、一般人にはまず理解できない仕様や、プロジェクタやストレージ、プリンタなどのユニットまでコンセプト化するあたりもカオス。だって、このデジカメを買う人はよっぽどの数奇者ですよ? プリンタとかプロジェクタとか、わざわざ汎用的でないものを買うとは思えないし、ストレージだって数GBノメモリカードを数百円で買えるこのご時世に、わざわざ別途必要とは思えん。

 ただ、価格としてズームレンズ付きユニットが4万円前後ということで、「高級コンデジ」というジャンルのモデルとして考えれば魅力的な製品である気も。発売されてからの反応が楽しみなところです。

Windows MobileやAndroid携帯の開発コストは「ハイエンド携帯」の3〜4倍?

2009年6月14日 04:20

 GIGAZINEの記事「 一部の携帯電話メーカー、スマートフォンの開発からハイエンド音声端末の開発へシフトか 」がよく分からず「おまえはなにをいっているんだ」状態だったんだがソースを読んで理解。

 この記事のソースは台湾・中国系ネタではおなじみ DigiTimes 。これによると、Windows MobileやAndroid携帯の開発コスト(ロイヤリティや開発リソースを含む)はマルチメディア機能を備えたハイエンド携帯の3〜4倍にも上るが、その一方で市場は狭いため、台湾のスマートフォンメーカーはWindows MobileやAndroid携帯だけでなく、ハイエンド携帯への開発により多くのリソースを投入する計画を立てている可能性があるとのこと。

 スマートフォンよりもマルチメディアハイエンド端末のほうが部品数が少なくて済む、というのはGIGAZINEの記事通り。また、非スマートフォンのハイエンド携帯にもタッチパネルが採用されるようになってきており、そのためスマートフォンとマルチメディア端末の差異は少なくなって来ているとのこと。

 GIGAZINEの記事では主語が「一部の携帯電話メーカー」となっているからピンとこないんだが、「スマートフォンメーカーが」に読み替えると分かりやすい。まず思い浮かぶのはHTCですな。

豆腐好きの女性が申請した「豆腐大好き(ILVTOFU)」という車両ナンバー、検閲される

2009年4月10日 12:31

  Asylum によると、米コロラド在住の豆腐大好き菜食主義者、Kelly Coffman-Leeさんが、車のナンバープレートの番号を「ILVTOFU」(I love Tofu、「豆腐大好き」)にしようと陸運局に申請したのですが、これが「公序良俗に反する」として却下されたそうです。

 理由は「FU」が「Fuck You」の略語と見なされたから。つまり、「ILVTOFU」は「I love to fuck you」と取られかねない、ということだそうです。アメリカすげー。

 下記はこの件を報じるニュース動画。しかし他人から見ればホントどうでも良い話ですね(汗)。