ストーリー「 高校時代をどう過ごしたかで、将来の職業が決まる? 」の訳の件

スラッシュドット・ジャパン | 高校時代をどう過ごしたかで、将来の職業が決まる?の訳の件。


原文は以下。

Geeks and class clowns reported the most job dissatisfaction, at 21 and 18 percent respectively. Thirty-one percent of geeks were also unhappy with their career progress.


直訳すると、「ギークとクラスの人気者はそれぞれ21%、18%と、最も職に対して満足できていないと報告した。ギークの31%はまた彼らのキャリアの進め方に不満を持っている。」となる。

ここで議論になっているのは「21%、18%」が「満足度」か「不満足度」か、という話。ちなみに「job dissatisfaction」は「仕事に満足できないこと」という名詞であり、dissatisfact

この「21%、18%」は、私は「満足度」を指していると考えている。その理由だが、この記事原文の前半に下記のようなパラグラフがある。
Cheerleaders also had the second highest level of job satisfaction, after teacher’s pets, at 76 percent.



直訳すると、「また、チアリーダーは76%と、『教師のお気に入り』に続いて、職についての高い満足度を持っていた」となる。この「76%」が、「満足度」を指していることはほぼ間違いないだろう。

さて、このようなアンケート調査を行う場合、職に対する満足度をどのように問えばよいだろうか。「あなたは現在の職について満足していますか?」という設問と、「あなたは現在の職について不満ですか?」という設問の両方を用意するというのは明らかに冗長である。前者は満足度を問う質問、後者は不満足度を問う質問だが、通常はこのどちらかのみについて尋ねるだろう。

これを考えると、アンケート結果に「満足度」と「不満足度」という、明らかな相関関係のあるものが共に並ぶということは考えられない。そうすると、先の「21%、18%」というのは「満足度」を示しているのではないか、と推論できる。

なお、この文では「job dissatisfaction」が「21 and 18 percent respectively」と言っているわけではなく、「Geeks and class clowns reported the most respectively」であり、そしてそれは「at 21 and 18 percent respectively」という点から来ている、話である点にも注意。