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整備済み製品iMacを買ったレポート

 先日、新しいiMacが発売されましたがそこからさかのぼること約2週間前、実は自分はiMacを購入していたのでした。新iMacはフルモデルチェンジに近いアップデートだったのでそこそこ残念な気分ではあったんだけど、実は整備済み製品を購入したためにかなりお得だったので、そこまでのショックはなかったり。

我が家のiMac

我が家のiMac

 整備済み製品というのはオンラインのApple Storeで販売されているもので、初期不良などで返品されてきたMacやiPodをAppleが修理・点検、「新品水準並の品質」を確認したうえで販売するというもの。パッケージが開封済みだったり、品質には問題ないレベルの傷があったりする場合があるんだけど、基本的には新品同様の品。ただ、完全な新品ではないのでその分定価より1〜2万円程度安いのが特徴です。さらに、BTOでカスタマイズされていたものも混ざっている(しかも価格はそのまま)ので、運が良ければ通常よりも高いスペックのものが手に入る可能性もあったりします。

 で、自分が買ったのは2009年3月発表モデルの、20インチiMac。ちなみに定価は標準モデルで12万8,800円ですが、整備済み新品ということでお値段は10万9,800円。約2万円近く安くなってました。しかも標準モデルはメモリが2GB、HDDが320GBなのですが、届いたiMacにはメモリが4GB、HDDが640GBにカスタマイズ済み。ちなみに現行の(自分が買った約2週間後に発売された)iMac 21.5インチモデルは11万8,800円なので、まぁ納得できる感じです。

整備済み製品iMacの購入明細

整備済み製品iMacの購入明細

 ただ、地味に残念だったのが、Mac OS X 10.6 Snow Leopardが発売されたあとだったのに、同梱されているのが10.5 Leopardだった点。しょうがないので届いたその日のうちにSnow LeopardのUp-To-Date版(980円)を注文する必要があったのが面倒くさかった……。

整備済みiMac、開封レポート

 ということで我が家に届いたiMacですが、整備済み製品はパッケージが通常と違う模様で、おなじみの製品写真付きパッケージではなく、白箱に入って届きました。箱には「整備済み製品特別販売用保証書」付き。

パッケージは無地の白箱

パッケージは無地の白箱

 箱の外側は違ったけど、中身は基本的には通常と同じ。キーボードやマウス、DVDなどの周辺機器は小箱に入ってる点も同じ。それぞれ開封されたあとはあったけど、特に目立つ汚れは無し。

中身は通常の製品と同じ

中身は通常の製品と同じ

付属品も開封の跡がありました

付属品も開封の跡がありました

 マウスはMighty Mouse、キーボードはワイヤードのテンキー付きモデル。新iMacではワイヤレスキーボード+Magic Mouseなので、そこだけは残念なところ。ちなみにキーボードのテンキー横にスジ状の傷はあったけど、特に問題はない感じ。てか、机が狭かったので速攻でテンキーなしキーボードを買ってしまったり。

キーボードのテンキー脇に若干の傷を発見

キーボードのテンキー脇に若干の傷を発見

 本体を覆う保護シートも開封されてはいたけど、本体に傷・汚れはなし。OSも問題なく起動しました。すぐにSnow Leopardを入れてしまいましたが……。

保護シートにも開封跡あり

保護シートにも開封跡あり

 ということで、買ってから2週間後に新モデルは出てしまいましたがこのiMac、スペック的にはまったく不便はなし。以前はMacBookの再下位モデルを使っていて、CPUのクロック数的には若干向上したくらいなのに体感的には相当変わっていてビックリです。新品で旧iMacを買っていたら新モデルの発売で多分相当にダメージを受けていたとは思いますが、安かったのでまぁ許せるところ。皆様もMacの新モデル発表の噂があるにも関わらずMacが欲しくてたまらなくなった場合は、整備済み製品を狙ってみるといいんじゃないでしょうか。

 ちなみに、浮いたお金は1TBのFireWire接続HDDとFireworkdsのアップデートに消えました……。HDDの容量がでかいと、バックアップ用HDDの容量も必要なので大変です。