国産のWindowsフリーソフトにオープンソースのものは少ない気はするが実はそんなことはない
日本では無料のソフト全般を「フリーソフト」と呼んでいるが、その中にはオープンソースのものと、非オープンソースのものがある。Windows向けのフリーソフトはやまほどあるが、そのなかでオープンソースのものとなると、その数は決して多くない。
たとえば、窓の杜の2012年9月第1週・ソフトウェアダウンロードランキングトップ30を見てみると、オープンソースソフトウェアとみられるものは「Apache OpenOffice」「FFFTP」「CrystalDiskInfo」「Tera Term」「CrystalDiskMark」「IP Messenger」「Audacity」「MP3Gain」の8つ。このうち、国産のものが5つ、海外産のものが3つだ。
また、ランキングに上がっている30本のソフトのうち、国産のソフトは17本で海外産ソフトは13本。ということで、国産ソフトも海外産ソフトも、ランキングに入るような人気のものについてはオープンソースである割合はさほど変わらないという結果だ。
ただし、これはランキングに入るような人気ソフトウェアに限った調査なので、ランキングには入らないけどそこそこ人気のある中堅フリーソフトなどを加えると状況は変わってくるかもしれない。