無料のウイルス対策ソフト「AVS」は実は日本で配布するとジャストシステムに文句言われるらしい。

GIGAZINEの「 アンチウイルスソフトウェアランキング、最強はどれ? – GIGAZINE」とかでも取り上げられていて、局地的にブームらしい(?)ウイルス対策ソフト、「AVS」。無料なのに、検索エンジンはKaspersky(ジャストシステムが売ってるやつ)のものを使っているということで高性能。一応AOLが関わっているので、出元も確か(だと思う)で使わない手はない。ただし、UIは全部英語。


ちなみに、使い方は「 無料で使えるウィルスソフトActiveVirusShield 」などをどうぞ。



で、こんなスゲー&お得なものがなんでそんなに話題になっていないのか、という話なんだけど、国内ではKasperskyのウイルス検知エンジンの権利をジャストシステムが全部握っているらしく、配布すらNGらしいのだ。もちろん他のウイルス対策ソフトウェアとは直に競合する製品だから、下手に商用メディアなどで紹介してしまうと、他のウイルス対策ソフトウェアメーカーから広告が干されるという話もあるとかないとか(PC雑誌とか商業ニュースサイトではセキュリティ関連ベンダーの広告多いし)。



個人的には、ウイルス対策ソフトウェアを積極的に導入する気はあまりなく、無料のAVSで全然問題ないと思うのだが、いかんせん英語ということで敷居が高いのも事実。ということで誰か日本語化してくれればいいんだけど、もし作ったとして、この日本語化パッチの配布ってどうなんだろうか。多分合法だとは思うけど、すげー文句付けられそうな気はする。



ということで、フリーのアンチウイルスのClamAVに期待なワケなんですが先のGIGAZINEの記事によるとやはり性能はまだまだな様で・・・。



まぁ、初心者ほどウイルスに感染しやすいとは思うので、そのような方々にはサポートのある商用製品をお勧めします・・・。



※追記@4:03。フリーと書くと、OSS的なフリーと間違えられる可能性があるので「無料」に修正。