記事一覧:2008年09月09日

なんで「教えてくん」に皆構ってあげられるのだろう

Perl関連で思い出したのでちょっと書く。


某コミュニティサイトの某Perlコミュニティに、いわゆる「教えて君」的な人がスレッドを立てた。質問内容はCGIをUTF-8対応させたいという、とてもよくありそう話なのだが、アレなのは質問者がPerlについてほとんど知識も無ければ、学ぼうという気もなさそうなこと。とりあえず○○というサイトを見てその通りやってみたのだが動かない、助けてくれ、という感じ。



ソースコードをアップロードするから問題点を教えてくれ、という対応はまぁ正しいのだが、見た感じ一部を除いて大きな問題はなさそうだったので、問題点の切り分けができていない旨を指摘したらスルーされた(笑)。ちょっと面白かったので、「○○という関数の中身がUTF-8に対応できていないようだからその部分は文字化けする。そこを修正すれば動くかもしれない」的な指摘コメントをしたら、その後直接で「どう直せば良いのか全く分かりません、教えてください」的なメールが来た。その前後のコメントでヒントが多数挙っているんだから自分で調べてくれよ(笑)。



自分としてはuse CGIを使わずに自前でフォームをエンコードしていたり、関数内にHTMLタグがハードコーディングされているPerlソースは進んでいじる気もしないのでスルーしたのだが、意外にコメントがちょこちょこと付いていて、「Perlをあまり学ぼうとする気のない奴に構うなんて皆暇なんだなー」とか思った。



しかし、エンコード周りを自前で処理せずにモジュールで処理していればもっと簡単に修正できたのに。とりあえずサポートとか保守とかを考えると(そしてユーザーのためにも)、Old styleなPerlプログラムはさっさと捨てた方がよいですなぁ、とか実感。でもこんだけ普及してしまったらなかなかほか捨てられないんだろうな……。

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MP3を簡単に公開するならopentapeが便利

TechCrunch Japanese アーカイブ ? MuxtapeがOpenTapeで生き返る(非公式に)で紹介されていた音楽ファイル公開Webアプリ Opentapeを使ってみた。


これは以前あった(そしてRIAAの訴えにより閉鎖された)手軽に音楽ファイルを公開できるWebサイト「 Muxtape 」のようなシステムを構築するためのPHPスクリプト+リソースで、CGIとして動作する( Muxtapeについてはこちらが詳しい )。



インストールは、CGIとしてPHPを実行できるディレクトリに配布されているZIPファイルを展開し、Webブラウザからindex.phpにアクセスするだけ。初回アクセス時にはセットアップ画面が表示され、そこで管理パスワードを設定する。タイトルや画面の簡単なカスタマイズもブラウザ上で可能。



音楽ファイル(MP3だけでなくAACにも対応しているのかな?)はブラウザからアップロードしてもいいし、Webサーバーに別の手段(FTPとかSCPとか)でファイルをアップロードした後に所定の楽曲フォルダにファイルを放り込むだけでもOK。Webサーバーさえあれば、本当にものの5分で楽曲が公開できる。



UIもいまどきのWebアプリっぽくAjaxを駆使したものになっているし、スタイルシートとかいじれば外見のカスタマイズも可能。曲名など、楽曲の情報はMP3のID3タグなどから拾っているようだが、日本語も問題なく通った。



ということで、古くさいOld SyleなPerlコードで書かれた楽曲アップロード掲示板とかを使って曲を公開するならOpentapeの利用をぜひおすすめします。



# ちなみにPerlが古くさいというのではなく、日本語の「CGI集」的なサイトで入手できるPerl製のCGIスクリプトは非常にOld Styleなコードであることが多くて改造しようとすると非常に骨が折れるのでおすすめしたくないという話


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