なんで「教えてくん」に皆構ってあげられるのだろう

Perl関連で思い出したのでちょっと書く。


某コミュニティサイトの某Perlコミュニティに、いわゆる「教えて君」的な人がスレッドを立てた。質問内容はCGIをUTF-8対応させたいという、とてもよくありそう話なのだが、アレなのは質問者がPerlについてほとんど知識も無ければ、学ぼうという気もなさそうなこと。とりあえず○○というサイトを見てその通りやってみたのだが動かない、助けてくれ、という感じ。



ソースコードをアップロードするから問題点を教えてくれ、という対応はまぁ正しいのだが、見た感じ一部を除いて大きな問題はなさそうだったので、問題点の切り分けができていない旨を指摘したらスルーされた(笑)。ちょっと面白かったので、「○○という関数の中身がUTF-8に対応できていないようだからその部分は文字化けする。そこを修正すれば動くかもしれない」的な指摘コメントをしたら、その後直接で「どう直せば良いのか全く分かりません、教えてください」的なメールが来た。その前後のコメントでヒントが多数挙っているんだから自分で調べてくれよ(笑)。



自分としてはuse CGIを使わずに自前でフォームをエンコードしていたり、関数内にHTMLタグがハードコーディングされているPerlソースは進んでいじる気もしないのでスルーしたのだが、意外にコメントがちょこちょこと付いていて、「Perlをあまり学ぼうとする気のない奴に構うなんて皆暇なんだなー」とか思った。



しかし、エンコード周りを自前で処理せずにモジュールで処理していればもっと簡単に修正できたのに。とりあえずサポートとか保守とかを考えると(そしてユーザーのためにも)、Old styleなPerlプログラムはさっさと捨てた方がよいですなぁ、とか実感。でもこんだけ普及してしまったらなかなかほか捨てられないんだろうな……。

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