Gitでブランチを間違えて作業した上にpushまでしちゃった場合の対処方法

2011年3月1日 20:01

 時間ができたのでHandBrake 0.9.5の日本語化に着手しているのだが、うっかり0.9.4のブランチで作業してしまったあげく、SourceForge.JP上のリポジトリにpushしてしまい途方に暮れる。

 まあこういうミスをやる人は少ないだろうが、何かのヒントになるかもしれないので対処法をメモしておく。まず、「git log」コマンドで巻き戻したいcommitのハッシュを調べる。

$ git log
 :
 :
commit 1485a5a2bbbb43eedbe131c919b7d604bcbd506d
Author: unknown 
Date:   Tue Jan 5 19:19:44 2010 +0900

    update Installer, changelog, readme

 今回は、この「1485a5a2bbbb43eedbe131c919b7d604bcbd506d」というcommitまで巻き戻すことにする。作業中のブランチが操作したいものであることを確認したうえで、「git reset <対象のハッシュ>」を実行する。

$ git branch -a
  jp-0.9.3
* jp-0.9.4
  master
  original
  remotes/origin/HEAD -> origin/master
  remotes/origin/jp-0.9.3
  remotes/origin/jp-0.9.4
  remotes/origin/master
  remotes/origin/original

$ git reset 1485a5
Unstaged changes after reset:
M       Jamrules
M       Makefile
M       win/C#/Installer/Installer.nsi
M       win/C#/InstallerJp/doc/AUTHORS
M       win/C#/InstallerJp/doc/CREDITS
M       win/C#/InstallerJp/doc/NEWS
M       win/C#/Properties/AssemblyInfo.cs
M       win/C#/frmAbout.Designer.cs

 「git log」で巻戻ったことを確認する。

$ git log
commit 1485a5a2bbbb43eedbe131c919b7d604bcbd506d
Author: unknown 
Date:   Tue Jan 5 19:19:44 2010 +0900

    update Installer, changelog, readme

 バージョン管理されているファイル自体は巻き戻されていないので、「-f」オプション付きでチェックアウトしてファイルも巻き戻す。

$ git checkout -f

 ここまでの作業でローカルブランチの巻き戻しは完了。続いてリモートブランチの巻き戻しを行う。ただし、当然ながらそのままpushすることはできない。

$ git push
Enter passphrase for key '/d/Users/hirom/.ssh/id_dsa':
To hylom@git.sourceforge.jp:/gitroot/handbrake-jp/handbrake-jp.git
 ! [rejected]        jp-0.9.4 -> jp-0.9.4 (non-fast-forward)
error: failed to push some refs to 'hylom@git.sourceforge.jp:/gitroot/handbrake-
jp/handbrake-jp.git'
To prevent you from losing history, non-fast-forward updates were rejected
Merge the remote changes (e.g. 'git pull') before pushing again.  See the
'Note about fast-forwards' section of 'git push --help' for details.

 そこで、いったんリモートブランチを削除した上で再度pushする。まずは削除。リモートブランチの削除は、「git push <リモートリポジトリ> :<対象リモートブランチ>」で行える。

$ git push origin :jp-0.9.4
Enter passphrase for key '/d/Users/hirom/.ssh/id_dsa':
To hylom@git.sourceforge.jp:/gitroot/handbrake-jp/handbrake-jp.git
 - [deleted]         jp-0.9.4

 あとは再度ローカルリポジトリをpushするだけ。

$ git push origin jp-0.9.4:jp-0.9.4
Enter passphrase for key '/d/Users/hirom/.ssh/id_dsa':
Counting objects: 233, done.
Delta compression using up to 2 threads.
Compressing objects: 100% (146/146), done.
Writing objects: 100% (165/165), 30.48 KiB, done.
Total 165 (delta 119), reused 0 (delta 0)
To hylom@git.sourceforge.jp:/gitroot/handbrake-jp/handbrake-jp.git
 * [new branch]      jp-0.9.4 -> jp-0.9.4

 お粗末様でした。

Pythonコード中のSQL文インデントを考える

2011年2月21日 18:03

 Pythonコード内にSQL文を書くときどうすれば良いのか、いまいち答えが探せなかったのでググって見た話。

 ちなみに、今までは下記のような感じのコードを書いていた訳だが、これ見るからに分かりにくい。

# コード例その1
        cur.execute("""
          create table count (
            sid text,
            count int);""")

# コード例その2
        try:
            cur.execute("""insert into count ( sid, count )
                           values ( :sid, :count );""", d)
        except sqlite3.IntegrityError:
            cur.execute("""update count set sid = :sid, count = : count
                           where sid = :sid;""", d)
# コード例その3
        cmd = """select sid, title, date from stories where date >= ? and date < ? and sid in (
                 select sid from topics where topic == ? and sid in (
                 select sid from topics where topic == ? )) order by date
        """
        cur.execute(cmd, (begin_t, end_t, t1, t2))

 「SQL インデント」でググると、そういう話のネタが一杯出てくるでてくる。その中から拾ってみたのが下記。

 異端だけど、俺的コーディングルール SQL編 – suVeneのアレというのも参考になった。

 で、この辺をまとめたところ、だいたい以下のようなルールに落ち着いた。

  • SQLキーワードは大文字で
  • 括弧挟まれた部分はインデントレベルを+1する
  • カンマ、ANDの直後で改行
  • カンマやANDでつなげられている部分はなるべくキーワード部分でそろえる

 このルールで書いたコードは下記のような感じ。

# コード例その1
        cur.execute("""
            CREATE TABLE count (
                sid text,
                count int
            );
        """)

# コード例その2
        try:
            cur.execute("""
                INSERT INTO count (
                     sid,
                     count
                )
                VALUES (
                    :sid,
                    :count
                )
            """, d)
        except sqlite3.IntegrityError:
            cur.execute("""
                UPDATE count
                SET sid = :sid,
                    count = : count
                WHERE sid = :sid
            """, d)
# コード例その3
        cmd = """
            SELECT sid,
                   title,
                   date
            FROM stories
            WHERE date >= ? AND
                  date < ? AND
                  sid IN (
                      SELECT sid 
                      FROM topics
                      WHERE topic == ? AND
                      sid IN (
                          SELECT sid
                          FROM topics
                          WHERE topic == ?
                      )
                  )
            ORDER BY DATE
        """
        cur.execute(cmd, (begin_t, end_t, t1, t2))

 
 本当にこれで良いのかはまだ自信がないが、おおむね間違ってはいないと思う。ていうかコード内にSQL文を直書きせずO/Rマッパー使え、という話もあるが……。

Emacs 23.2導入

2010年12月16日 19:47

 今までWindows環境での物書きにはNTEmacs JPプロジェクトがリリースしているEmacs 22ベースのWindows向けバイナリを使っていたわけですが、最新安定版であるEmacs 23系ではマルチバイト文字の扱いを含めた色々な改善が加わっているとのことで、移行してみることに。

 NTEmacs JPプロジェクトではEmacs 23ベースのWindows向けバイナリをリリースしていないのですが、Gnupackというプロジェクトで日本語関連(というかIME)のパッチが適用されたEmacs 23.2のバイナリが公開されているので、そちらを利用。プロジェクトページはこちらNTEmacs 23.2はこちらからダウンロード可能。

 フォントなどの基本的な設定方法はEmacs 22系と同じ模様で、たとえばMSゴシックを使うには下記のような設定を.emacsに記述すればOK。

; 「msgochic」という名前で新たなフォントセットを定義
; 英字フォントとしてMS ゴシック、14ポイントを使用
(create-fontset-from-ascii-font
 "-outline-MS ゴシック-normal-r-normal-normal-14-*-*-*-*-*-iso8859-1"
 nil "msgochic")

; myfont-msgochicの日本語フォントとしてメイリオを使用
(set-fontset-font "fontset-msgochic"
                  'japanese-jisx0208
				  '("MS ゴシック" . "jisx0208-sjis"))

; myfont-msgochicのカタカナフォントとしてメイリオを使用
(set-fontset-font "fontset-msgochic"
                  'katakana-jisx0201
                  '("MS ゴシック" . "jisx0201-katakana"))

; 定義したフォントセットを登録
(add-to-list 'default-frame-alist
			 '(font . "fontset-msgochic"))

 あと、とりえあず様子見とのことでmule-ucs関係はすべて外してみましたが、今のところ問題は見られません。コピペで全角チルダ(~)が波ダッシュ(〜)になってしまう問題も解決されている模様。NTEmacs 22とは別のフォルダにインストールすることで共存も可能なので、ひとまずこれで様子見。

要ログインのサイトにPythonのurllib2でアクセスする

2010年10月25日 00:55

 ログインが必要なWebサイトに対してスクリプトでページを取得/送信したい場合、まずログイン用のURLに対しログイン情報をPOSTしてCookieを取得する、という作業を行うのが一般的だ。しかし、Pythonのurllib2を利用すると簡単にPOSTは行えるのだが、なぜかCookieを取得できない、という問題が発生することがある。

 これはurllib2のurlopen()でURLを開き、帰ってきたオブジェクトのinfo()メソッド経由でSet-Cookieヘッダを取得しようとする場合に発生する。たとえばCMSを使用しているWebサイトで、管理用ページ以外に(正当な)Cookieを持たずにアクセスするとCookieなしでアクセスできるトップページ等にリダイレクトされる、というケース。多くのCMSではログインに成功すると管理ページトップにリダイレクトされるのだが、urllib2のデフォルト設定ではCookie処理を行ってくれない&リダイレクトを自動的に処理してくれるため、「ログイン成功→(Cookieを返すがurllib2はCookieを保存せず)→管理ページトップにリダイレクト→Cookieがないので公開ページのトップにリダイレクト→Cookieは受け取れず」という事態になってしまうことがある。

 この場合、urllib2.HTTPCookieProcessorを使ってCookie処理を行えばよいのだが、なぜかurllib2のドキュメントにはこのクラスの解説が無い。例にも上がっていない。ということで途方にくれるわけだが、実はCookieを扱うcookielibのほうに使い方の例が載っていたりする。

import cookielib
# : 
# (このへんでurlやencoded_data、headersを準備)
# :
req = urllib2.Request(url, encoded_data, headers)
cj = cookielib.CookieJar()
opener = urllib2.build_opener(urllib2.HTTPCookieProcessor(cj))
resp = opener.open(req)

 取得したCookieはCookieJarオブジェクトに保存されるので、必要に応じて適宜取り出せばOK。かわりにFileCookieJarオブジェクトを使えばファイルへのsave/loadも可能。

DSエミュで(合法的に)遊ぶ

2010年10月17日 18:16

 最近DeSmuMEなるニンテンドーDSエミュレーターが(一部で)ブームらしい。Googleトレンドの検索結果を見てもその盛り上がりは明らかで、2010年9月中旬(というか9月18日)に大きな山があることが分かる。この9月18日はポケモン新作の発売日ということで、まぁなんだかなぁ、という感じではあるのだが……。

DeSmuMEのトレンド

DeSmuMEのトレンド

 で、ニンテンドーDSエミュレーターというと数年前に触ったときはまだまだ完成度が低く、とても市販のゲームが動かせる状況ではなかったのだが、現在では完成度が上がり、結構色々と動作するらしい。ということで、とりあえず久しぶりに試して見ようと思ったら色々とはまったのでメモ代わりにご紹介。